社会の抱えているさまざまな問題に対して、人と未来を繋ぐ新しいシステムの実現を目指す知的システム工学科。情報工学とロボット技術、システム制御技術、機械工学をそれぞれ融合した、知的システムを構築できる人材の育成を目指しています。
そのために知的システム工学科では、高度なロボットの応用技術とICT基盤技術を統合・包括する「ロボティクス」、高い性能と品質が求められる分野におけるシステム制御を理論から応用まで学ぶ「システム制御」、マイクロ/ナノ技術や3Dデザインを基盤とする高度な機械・情報工学の基礎から応用まで学ぶ「先進機械」の3コースを設けています。そして、情報・画像・制御・機械技術の融合によって構築されるロボット・インテリジェントカー、医療用マイクロマシンや超精密マイクロ加工・計測・3Dプリンティングなど、先進的なシステムの設計・開発を学びます。
卒業後は、情報工学の知識を生かした、自動車、重工業、鉄鋼などの機械系、家電、半導体、光学機器などの電機系、情報インフラ、生産情報システム、デジタル・エンジニアリングなどの情報系などの幅広い分野で、新たな知的システムを創出できる技術者としての活躍が期待されます。