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本学学生が2024年度精密工学会春季大会学術講演会においてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

掲載日:2024年07月10日

2024年3月12日(火)〜14日(木)の3日間、東京大学の本郷キャンパスにおいて開催された2024年度精密工学会春季大会学術講演会(全国大会)で、情報工学部 知的システム工学科 4年の黒江紀太さんが講演を行い、2024年5月30日(木)、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。(2024年3月時点での所属・学年)


【受賞対象】

受賞者 黒江紀太(情報工学部 知的システム工学科 4年)※2024年3月時点での所属・学年
受賞テーマ エバネッセント光を用いた超微粒子洗浄現象の実時間観察に関する研究
(第7報 : デフォーカスを利用した近接光場領域外の超微粒子の高さ位置測定の試み)
指導教員 カチョーンルンルアン パナート(大学院情報工学研究院知的システム工学研究系 准教授)

この研究では、溶液中の作用表面近傍で無作為にブラウン運動するウィルスサイズに相当するナノ粒子(100ナノメートル[ナノ:10億分の一])の輸送現象を表面局在光(可視光の波長の半分程度)以上に離れた範囲まで拡張した上で、50nmごとの高い空間分解能かつ高い時間分解能(毎秒100回の撮像)で観測することに成功しました。なお、この測定分解能は、一般的な焦点深度の分解能である500nmの10倍に相当します。



発表会場と受賞した黒江紀太さん


表彰状

受賞者 ⼭本颯真(大学院情報工学府 博士前期課程 情報創成工学専攻 1年)
受賞テーマ エ超電導線材を⽤いたSUAM法の研磨性能に関する研究
指導教員 鈴木恵友(大学院情報工学研究院知的システム工学研究系 教授)

この研究では、超電導現象のピンニング効果を用いて浮上させた磁気浮上工具を用いた加工方法であるSUAMに超電導線材を使用し、浮上した磁石の保持力の測定及びアルミニウム板の化学機械研磨を行い、表面粗さの改善を確認しました。



表彰状

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